1950-02-28 第7回国会 衆議院 法務委員会 第10号
なお右町民大会は込山派の者の大会であつて、小口部長ら一派の者は参加せなかつたといつておるのであります。一方手塚、深尾公安委員は、大草町長とはからつて、込山、小口両部長の問を牛耳ることのできる署長を外部から迎えようとしたのであります。これにある警部と某氏が推薦したところの警部を大草町長に話しましたところが、町長はこれはあちらでだめであるからいけないと言つて断つたという事実もあるのであります。
なお右町民大会は込山派の者の大会であつて、小口部長ら一派の者は参加せなかつたといつておるのであります。一方手塚、深尾公安委員は、大草町長とはからつて、込山、小口両部長の問を牛耳ることのできる署長を外部から迎えようとしたのであります。これにある警部と某氏が推薦したところの警部を大草町長に話しましたところが、町長はこれはあちらでだめであるからいけないと言つて断つたという事実もあるのであります。
ところが、たまたま右町民大会が、その二人の被疑者をまん中に取囲みまして、不当彈圧反対の大会を開いたのであります。警察官は正服を着用いたしまして、こもごも大声で、右二名に対し令状を執行する旨を告げて、右二名を逮捕しようとしたのでありますが、大会の主催者が、これに対しまして、会衆に向つて、スクラムを組め、こう命令いたしました。